FAQ

お客様からのご質問をまとめました。

1. 自吸式ポンプ   2. 押し込み型ポンプ   3. 水中ポンプ   4. 竪型シールレスポンプ   5. ポンプ全般   6. 回収機

1. 自吸式ポンプ
吸い込み側にフート弁は必要ですか?
必要ありません(カタログ表記上の吸い込み揚程の場合に限ります)。当社自吸式ポンプは、一度呼び水を注入すると、次回運転時に自吸に必要な呼び水が残る構造です。但し、フート弁を利用する方法として界面活性剤混入液に関しては、泡の発生量が多く、自吸開始時にエアーの吐き出しを阻害する要因となり、自吸作用を不能にする原因になります。
ポンプの取り付け、取り外しの際に注意する事はありますか?
最初に取扱説明書の注意事項をお読み下さい。取り付けの際は、吸込/吐出口に貼り付けてある『保護シール』を必ず取り外して下さい。取り外しの際は、主電源(ブレーカー)を切り、配線を取り外した状態で、吸込/吐出側の配管バルブを閉とし、排水(ドレン)コックより流体を抜き、流体の飛散に注意しながら取り外しを行って下さい。
最初に呼水を入れない状態で、運転してしまいました。気がついてしばらくして停止させたが、ポンプは大丈夫ですか?
空運転(ドライ運転)により、ポンプに不具合が起きている可能性があります。販売元にお問い合わせ下さい。お問い合わせの際には、ポンプの型式、製造番号を御連絡下さい。
  

2. 押し込み型ポンプ
ポンプを起動させたが揚水を行いません。吸い込み側に流体は十分にあり、吸い込み側配管口径も問題ありません。回転方向のチェックもし、問題ありませんでした。なぜでしょう?
様々な可能性がありますが、ポンプ内部にエアー(空気)溜まりがある可能性があります。吐出側配管にエアー抜き機構がある場合、それを有効にしてエアーを抜き、ケーシング内に呼び水を導入して下さい。又、ポンプのON/OFF(起動/停止)を数回繰り返す事により、エアーの移動が図られ、ケーシング内に呼び水が導入される事もあります。吐出側配管上に逆止弁が設置され、エアー抜き機構が設置されていない場合は逆止弁とケーシング吐出口との間にエアー抜き機構を設置し、ポンプの入れ替え時には必ず、据付後エアーを抜いて呼び水が導入されたか確認して運転して下さい。
異物を吸い込んでしまったようで、ポンプ部より異音がします。異物を取り除けば異音は収まるでしょうか。
異物を取り除いたとしても、異物により、ポンプ内部が、異物による磨耗等により不具合が発生している可能性があります。販売元にお問い合わせ下さい。
  

3. 水中ポンプ
高濃度の強酸、強アルカリに対して使用可能ですか?
全ての流体に対し使用可能ではありません。販売元に、流体情報(流体名、濃度、比重、温度等)を御連絡頂き、お問い合わせ下さい。
単相100V仕様はありますか?
単相100V仕様はありません。三相200V・1.1kWモータ仕様の単一仕様となります。

4. 竪型シールレスポンプ
部品交換をしたいが、分解組立は簡単ですか?
芯出し作業、インペラクリアランス調整等、様々な作業が必要となる為、出来る限り弊社専門作業員による部品交換を推奨致します。
ポンプの振動が激しく、吐出量も予定より少ない。なぜですか?
吸込側配管より、適正な液体の流入が確保されず、キャビテーションが発生している可能性があります。吸込側配管に結晶物等の詰まり、ストレーナーを設置している場合には、それが異物や結晶物による目詰まりを起こしていないか、又は、吸込側液面レベルが低下して、渦流の発生でエアーの巻き込みはないか、確認して、原因を取り除いて下さい。
NSF型のポンプの停止時に液漏れが発生します。
停止時の残留水が多く残っているため、一時的に液漏れが発生していると思われます。NSFは停止時には、次回運転用の呼水(残留水)が残る構造になっています。しかし、ポンプ内部からピットへの逆流水よりも吐出配管からポンプ内部への逆流水速度が速い場合には、行き場をなくした逆流水はポンプ上部へ移動することにより、一時的にモータ下部より液漏れが発生します。また、フード弁を設置している場合は、ポンプ内部からピットへの逆流水は遮断されるため、ポンプ内部の許容量以上の液が、吐出配管より逆流した場合も一時的に液漏れが発生します。
NSF型ポンプの設置当初は液漏れしていませんでした。最近液漏れが発生するようになったのですが、何故ですか?
ガスシールのゴム弾性が低下し、柔軟性が無くなり、シール効果が減じてきた為と思われます。又、液の漏れは上記3項で述べた回答が起因していると思われます。NSFには薬液のガスからモータの腐食防止の為、ガスシールであるドライシールを設置しています。このドライシールはガスの上昇外部漏れを防ぐ為の役目で、シール力はありますが、液をシールするシール力はありません。ただ、設置当初はドライシールのゴム弾性が高く、液をシールする効力を有する事があります。しかし、薬液アタック及び経年劣化等でゴム弾性が劣化してきますと、液をシールすることは出来なくなります。※ドライシールはあくまでもガスシールの為、液をシールする為のものではありません。液の押し込み圧が掛る場合はリニアシール内臓のNSF型をご利用頂くか、自吸押し込みでは、横型自吸式マグネットポンプのGV型をご利用下さい。

5. ポンプ全般
フランジ接続以外に、ネジ接続やユニオン接続のラインアップはありますか?
小型マグネットポンプ等、一部の型式にラインアップがあります。販売元にお問い合わせ下さい。
ポンプ自体に空転防止機構はありますか?
ポンプ自体には空転防止機構はありません。異常電流値を検知し、強制的にポンプ起動に関する電気回路を切断する『空転防止装置』を別売りしております。販売元にお問い合わせ下さい。
耐熱温度は何℃までですか?
ポンプ型式により、耐熱温度を設定しております。また、薬液の濃度と温度の関係により耐蝕性に変化がでますので、販売元に、型式をご連絡頂き、使用用途と共にお問い合わせ下さい。
耐蝕表はありますか?
あります。但し、耐蝕表はあくまでもポンプの選定に対する推薦の表であり、限られた条件の中での耐蝕性を示しておりますが、保障するものでは有りません。
液条件はPHで見積は可能ですか?
PHだけではお見積もりはできません。接続部の耐蝕性は液名・液濃度・温度によって変化します。たとえ同じPH数値でも送液の液名によって、使用可能な樹脂は異なります。お見積依頼を行う際には、PH値ではなく、液名・液温度・液比重を教えて下さい。

6. 回収機
エマルジョンした(混だく、水と油が混ざりあった)油を回収する事は出来ますか?
弊社の油回収機及び分離器は水分と油分の比重差を利用して回収分離する機器です。従いまして、エマルジョン化した液体の移送は可能ですが、弊社標準の分離器では分離時間が数分間という短時間ですので、エマルジョン化した液体から、油分を分離する事は出来ません。
思うように油水を分離しません。どのような事が考えられますか?
状況により、様々な事項が想定されます。現場の状況を詳しく確認させて頂く必要がある場合が多い為、販売元にお問い合わせ願います。
油ではないが、異物やゴミも取ることができますか?
基本的には出来ます。実例と致しまして、下水処理場のスカム回収、湖水のアオコ回収などが実績あります。
油と水はどれ位分けることができますか?
液媒体の条件にもよりますが、平均80%の分離効率です。
ジャイロシステムとグリスカミングの違いを教えて下さい。
ジャイロシステムもグリスカミングも基本的には、液面浮上物をフロートのゲートリング部よりポンプで吸引して分離器にて比重差分離する原理は同様です。構造上の差は、ジャイロスキマーは水中ポンプ搭載が基本で、グリスカミングはフロートサクションタイプでポンプは陸上に設置が基本。但し、どちらも特型はあります。
   
ジャイロシステム用途:堅牢な水中ポンプ搭載で比較的スラリーの多い液質に対応できる。又、自吸が不可能な深いピット槽からの移送も可能で、集中クーラント槽、河川・港湾の緊急流出油回収に最適。
   
グリスカミング用途:吸引ポンプは陸上設置で容積型自吸式ポンプ(モイノ型、ベーン型、モノフレックス型)と組み合わせ。食品系など比較的粘度の高い浮上油から鉱物系の浮上油、浮上スカムまで広範囲の用途があります。
ジャイロスキマーの耐蝕性、酸・アルカリ液での設置は可能ですか?
酸・アルカリ液の設置は出来ません。使用している水中ポンプ・フレームなどは耐酸・アルカリに適していません。
温度は何℃まで使用できますか?
ジャイロスキマー、グリスカミングの使用範囲は標準型でmax40℃、min浮上油の固化しない温度域。洗浄機セイバーではmax95℃連続使用可能。詳細については発売元までご連絡下さい。
他社と比べて回収流量が低いのはなぜですか?
回収効率が高いためです。回収流量と回収率は同じではありません。浮上油は表面層に薄く浮上しているため、薄く回収したほうが回収効率は高いのです。厚く回収することは油以外の水分比率が高く、回収率は低下します。弊社独自の特許技術ダブルフロートは表面層に広がった浮上油を効率良く回収します。他社製品では、表面層を薄く回収出来ずに厚く回収するため、回収量は多くなります。